さすがに実物を見たときは,その存在感に感動しました。思わず動画も撮ってしまいました。構造上,大きな支柱があるわけではなく全体の構造で支え合っているわけですが,その思想に共感します。なお写真で見ていた時はドームに透明な外壁があると思い込んでいたのですが,実物は支柱だけでした。なんでも,もとはアクリル・ドームが貼ってあったのが,改修作業中に火事で焼失してしまったとのこと。
建物の中は環境をテーマにしたミュージアムになっていました。ただ見るべきものは少なくあまり面白くありませんでした。Biosphereのある島全体も人がまばらで,モントリオールの人にとっては,過ぎ去ったテーマ・パークなのかもしれません。
さて二日目の本番ですが,なんとトラブルが発生しました。本番中にApogeeのインタフェースから音が出なくなったのです。原因は何らかの理由で設定ソフトにミュートがかかってしまったのですが,突然のことで大変焦りました。なんとかバックアップを走らせつつ開始10分で復旧しましたが,あと30秒でも遅れていたら,作品の進行上,深刻なトラブルになっていたでしょう。慣れないインタフェースでの作業とセットアップ時間の短さが招いたトラブルと言えます。こちらの舞台スタッフはあまり協力的ではないので,結局自分で工夫してリスクを減らすしかないのですが,ちょっとストレスがたまります。
本日は閉演後にアーティスト・トークを開催しました。私も呼び出されて少しだけ話をしました。作品のことを細かく言葉で説明するのは好きではないのと,英語のプレゼン力も無いので,シンプルで適当にはぐらかす受け答えをしましたが,それはそれで受けた模様。アーティスト・トークもエンタテインメントなので,よかったのではないでしょうか。



